みどり自由学園について

理念

法人の理念 

   児童の健全育成と自立支援を通じて地域社会に貢献する。

施設の理念

   家庭的な雰囲気の中で養育、善良な人として育てたい。

施設の基本方針

   ●安全安心の暮らしを提供します。

   ●子ども一人一人の権利を尊重します。

   ●家庭の再統合に力を尽くします。





理事長ご挨拶

CEO

児童養護施設みどり自由学園は、故堀川美哉(元津市長、津名誉市民)・惠つ(元県会議員)夫妻が、昭和25年(1950年)12月1日に自宅を提供して発足し、昭和27年(1952年)11月20日に社会福祉法人をして三重県知事の認可を得、今年で66年目を迎えます。
当初は戦災孤児を中心に子供たちと生活を共にして達を育て、高度成長期には破綻しかけた核家族の子ども達の安らぎの場となり、現在は孤立する家庭の支えとして子どもの育成と家庭の支援を行うと共に、里親研修や里親支援専門相談員の配置など地域の里親の育成と支援を担っています。
この65年間で学園での子ども達の養育環境は大きく変化し、大部屋と大食堂の集団生活から、個々の子どもの個性を大切にする5~6人の小さなグループの個々に食事づくりも行う家庭的環境の生活となりました。そのうち二つは独立した住居で暮らしています。そして本園にはそれらグループを支える研修計画や、心理療法士や看護師の配置があります。
少子高齢化は益々加速し、将来の社会を支える子ども達の健全育成は社会の最重要課題となっていますが、社会構造の急変や経済の変動にそして人間一人一人の意識の不安定性などから家庭の子育て機能は個々の家庭任せでは困難であり、社会的な子育て支援機能として児童養護施設は里親、グループホームと共に必要な機能であり続けています。
これまでの65年間、地域の方々のご理解と多大のご支援を得てみどり自由学園はその役割を果たして来ました。これからも地域社会の子育て機能の中核施設として未来の日本のために研鎖努力を続けます。みどり自由学園の児童の成長と職員の活動にご理解とご支援をお願い申し上げます。
平成28年1月
      理事長 堀川 清

 

 

 

 


沿革

昭和25年(1950年)12月1日
三重県知事の認可を受け、定員27名で発足。
昭和27年(1952)11月20日
社会福祉法人許可取得(三重県児第85号)